株式用語【その1】
株式の取引をし始めると、初心者のうちはしばしばその用語につまずきます。
そこで、前もって用語の意味や使われ方を知っておくことは投資の際の判断をより的確なものにしてくれること以外にもさまざまな利点があります。
まず第1に株式の“売り”や“買い”に関する用語の《利食い売り》というのは、買った株価が値上がりしたときに売って差額の利益を稼ぐことをいいます。
“利食い”というのは、相場の変動で利益勘定になったものを転売したり買い戻したりして利益を得ることをいいますが、株価が一定期間上昇していることが前提となるために相場が比較的強い局面でよく使われます。
また《見切り売り》というのは、株価が下がってきた時にまだ上がるだろうという期待を断ち切って損を覚悟で思い切って売ってしまうことを言います。
これはある企業の株式を買ったすぐ後に株価が急落し、回復もすぐには期待できないと判断した時によく使われる方法です。
《戻り待ちのり売り》というのは、買ったあとに値下がりを続けていた株式が、一時的に回復したところで売ることをいいます。
《押し目買い》というのは、上げ基調にある相場が一時的に下がった時に、今後の上昇を見込んで株式を買い増すことをいい、市場の相場基調が上昇傾向のときに入りやすいと言われています。
“売り”や“買い”に関する用語の最後《上値追い》は、上値基調にある株式に更なる値上がりを期待して購入することをいいます。
株式の動きはまた、業績や指標といったデータばかりでなく投資家の心理状態をも反映します。
そこで第2に“投資家心理”を表現する用語をみてみましょう。
《好感・嫌気》の“好感”とは、実際に株価が上がったときに“好感した”と言い、逆に株価が下がれば“嫌気した”という言い方をします。
株式は安い時に買って、高い時に売るのが基本ですが、なかなかうまくはいかないのが実情です。
しかし、時に相場が比較的長期間上げ調子のときなどは買っても必ず儲かるようなムードの時があります。このような時の投資家の心理を《買い安心》という言葉で表現します。
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