なるほど★中国株 >> 中国株と日本株の相違点【ST制度】

中国株と日本株の相違点【ST制度】

驚異的な経済成長によって中国の上場企業の株式は高騰し続けて、今では中国株なら何を買っても儲かるという人もいるほどで、テレビや雑誌などでは株に関しては初心者の主婦たちがわずか数万円の投資で億単位に利益を出したという話題でよく盛り上がっています。

“初心者”とか“主婦”という言葉を聞くと私たちはつい、「何の知識ももっていない人たちでも儲かるのか・・・・・・」と思ってしまいがちですが、おそらく彼女たちは知識を貯えることや情報を収集するといったことに対して、人並み以上の努力をしてきたのではないでしょうか。

やはり闇雲に突っ走るのではなくまず知識や情報を得るということからスタートするのが、特殊な部分も多いといわれる中国株を攻略するには最も効率の良い方法であるのかもしれませんね。

主婦が大儲けしたという話題から私たちは、努力次第で“中国株による一攫千金のチャンスは誰にでも平等にある”という教訓を得たような気がします。

最近は単位株の1/10ずつの単位で売買できる“ミニ株”やインターネットを利用した“ネット株”が普及して初心者でも非常に参入しやすくなっています。

そこで話はもとに戻りますが、中国株を実際に取引しようとする時にまず知っておきたいのは、日本の株式の市場とは決定的に異なる点があるということです。

中でも特に有名なのは、中国株独自のルールである“ST制度”です。

これは赤字がある一定の期間続くとその企業は上場廃止になるという企業にとってはこのうえなく不名誉なもので、2年以上赤字が継続すると“ST”、そして“ST”よりもさらに悪い状況の企業に対しては“*ST”という符号がつけられて分類されます。

銘柄名称の前にこれらの符号がついていたら、業績がよくないのだなと思ってほぼ間違いはありません。

また、株は社会情勢の混乱などによって市場価格が大きく変動すると投資家にとんでもない損害を与えるおそれがあるために、株式価格の変動幅は制限されていますが、通常の株の値幅制限が上下10%なのに対してST株の場合は5%に制限されています。