中国株式の種類
“中国株”の市場には“中国本土”に上海と深センの2ヵ所と“香港市場”の計3ヶ所がありますが“中国本土”の市場と“香港市場”では代表的な株式の種類も異なっています。
というのも、中国株式市場は“外国人取引”が制限されているために株ごとに取引通貨や、外国人投資家が参入できるかという条件が異なっています。
そこでまずは“中国本土”の市場から見てみましょう。
“中国本土”市場の1つ“上海市場”の代表的な株式には“A株”と“B株”がありますが“A株”というのは中国人専用の株で外国人が取引できない株です。これは外国人に中国の資産をコントロールしてほしくないという意図から作られたもので、3つの市場のうち“上海市場”と“深セン市場”の両方にありますが、いずれも取り扱い通貨は“人民元”、値幅制限は±10%までとなっています。
また、“B株”というのは“上海市場”では“米ドル”で、“深セン市場”では“香港ドル”で取り引きされ外国人投資家でも購入できる株です。
この値幅制限も“A株”同様に±10%までとなっています。
“中国本土”市場では外国人投資家が購入できない“A株”だけでなく、自由に購入できる“B株”も扱われているとはいうものの、銘柄数においては“A株”の方が圧倒的に多いのが現状です。
言い換えれば近年になって資本主義が進みつつあるとはいっても、“中国本土”市場での投資は世界の投資家たちが自由に銘柄選定や売買を行える市場ではないということになります。
次に“香港市場”において取り引きされている代表的な株式といえばまず第1に“H株”が挙げられます。
これは本社が中国本土にあって取引は“香港市場”で行われているという株で、取引は“香港ドル建て”で行われ、外国人投資家もここでは自由に購入できて株の値幅制限もこの市場ではありません。
また“レッドチップ”は会社をつくったのは中国本土の人であるけれども、本社が香港にあって取引も“香港市場”で行われているという株で取引は“H株”同様に“香港ドル建て”で行われ、外国人投資家による購入も可能で株の値幅制限もありません。
他にも“香港市場”には新興市場である“GEM株”や私営企業の“P株”というのがありますが、これらは初心者にはおすすめの商品ではありません。
このように中国株への投資というのは、銘柄が“香港市場”や“B株”に限定されていて株価も決定されているのが特徴です。
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