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国家的プロジェクト

中国株が儲かると言われる理由の第7は、中国で行われている“国家的大プロジェクト”です。

その1つ“交通網の整備”は、広大な土地を有する中国にとっては経済発展のためになくてはならないものですが、現在中国政府は2,000億元(約3兆2,000億円)もの投資を行って高速道路の建設を優先的に進めています。

とくに2008年の北京オリンピックや2010年の上海万博といった国際的なイベントを控えて、北京や上海といった大都市では地下鉄を中心とした輸送網の発達に取り組んでいます。

例えば上海では近々、中国製のリニアモーターカーの正式運転がはじめられますが、高速交通網整備に加えて自前で機関車製造も行えるということに対してその実力が注目されています。

これらの土地には地上部分に建築物が密集しているために道路は慢性的な渋滞状態です。

そこで地上を掘り起こすのではなくて、掘削機を用いて地下を掘り進めてトンネルを完成させる方法が用いられて工事は着々と進められています。

またもう1つの“大プロジェクト”といえば“西部大開発”があります。

中国政府の鉄道部と交通部は、西部の鉄道や道路といった交通網の整備を加速させて、経済発展や市場の開発を積極的にサポートするという方針を2007年11月の下旬に明らかにしました。

鉄道部は今年に入ってすでに48ヶ所の鉄道工事を開始し、西部地域の鉄道ネットワークを完成させようとしています。

また、交通部は2007年末までに西部地域の国道幹線を全面開通させ、さらに高速道路の完成に着手しています。

これは豊富な資源が眠っている中国西部を開拓して、水や石油や天然ガスを中国東部の沿岸地域に送って地域による需要と供給のバランスをとること、またそれと平行して西部を開発することによって東部との経済格差をなくそうとするもので、このような“大プロジェクト”があることによって、自動券売機などそれに関連したさまざまな業界が潤うと言われています。

このことからも中国株は、同じ新興大国“BRICs (:ブリックス )”のインド株やロシア株もまだまだ太刀打ちできないほどの勢いを持ち続けることが予想されます。