株式の無償増資
中国株が儲かるといわれる理由の第1に“株式の無償増資”というのがあります。
これは企業が株主の人たちに株を無償で発行すると言うことで、これを行う企業は上海、深センの市場に多いと言われています。
1株につき1株の無償増資を行うと株価は当然半額になりますが手持ちの株式数は2倍になります。また、増資を行う企業は業績のいい企業が多いので株価はすぐにもとの水準に戻ります。
そうすると資産もいつの間にか2倍になっているというわけです。
中国株が儲かる理由の第2は“配当金”です。
日本企業では5 %出す企業と言うのは殆どありませんが、中国株では年に5 %の配当金を出す企業も珍しくないと言われています。
中でも香港市場の“H株”は特に高いようです。
中国株が儲かると言われる理由の第3は、最近新聞などでよくみかける“人民元の切り上げ”です。
切り上げが行われる前に中国株を購入しておくことによって、切り上げが行われた際に多くの利益を得ることができます。
通貨の切り上げと言うのは通貨の価値をあげるというもので株などの売買においては大きな利益を出すことが期待されます。
また、中国側から見れば外国へものを販売する輸出の場合には販売市場での価格が上がるために競争力が低下してしまいますが、外国のものを購入する“輸入”の場合に有利になったり、借金を外貨でしている企業はそれによって借金が目減りして得をすることになります。
切り上げが行われるかどうかに関しても色々な推測がなされています。
その1つが中国の“物価水準”に関するもので、中国は高度成長を続けていながら物価水準は他国の物価水準と比較すると約23%割安であるので、近々20%くらい切り上げが行われるのではないだろうかという観測です。
そしてもうひとつは、米国が人民元の切り上げに対して中国側に圧力を加えているという事実に基づく観測です。
中国製品の輸出は近年急に拡大してきましたが、これによって米国の対中赤字が拡大して貿易不均衡が起こっているといわれています。
そこで米国が中国に対して元を引き上げるべきだと迫っていると言われていましたが、実際に対中赤字で悩んでいる国は少ないようで中国も米国に対する輸入枠を拡大する措置をとるなどの対策を講じて米国の対中赤字も縮小されたうえに、中国側にとっては“人民元”切り上げの利点も少ないために、早期の切り上げはないのではないかという意見も出てくるようになりました。
これからもこの点に関しては、様々な情報に目を通して敏感になっておきたいものです。
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